EM_SETLIMITTEXT メッセージ
編集コントロールのテキスト制限を設定します。 テキスト制限は、ユーザーが編集コントロールに入力できるテキストの最大量 ( TCHAR単位) です。 このメッセージは、編集コントロールまたはリッチ エディット コントロールのいずれかに送信できます。
編集コントロールと Microsoft Rich Edit 1.0 では、バイトが使用されます。 Microsoft Rich Edit 2.0 以降では、文字が使用されます。
EM_SETLIMITTEXT メッセージは、EM_LIMITTEXT メッセージと同じです。
パラメーター
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wParam
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ユーザーが入力できる TCHARの最大数。 ANSI テキストの場合、これはバイト数です。Unicode テキストの場合、これは文字数です。 この数値には、終端の null 文字は含まれません。
リッチ エディット コントロール: このパラメーターが 0 の場合、テキストの長さは 64,000 文字に設定されます。
このパラメーターが 0 の場合、テキストの長さは、1 行の編集コントロールの場合は0x7FFFFFFE文字、複数行編集コントロールの場合は 1 に設定されます。
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lParam
-
このパラメーターは使用されません。
戻り値
このメッセージは値を返しません。
解説
EM_SETLIMITTEXT メッセージでは、ユーザーが入力できるテキストのみが制限されます。 メッセージの送信時に編集コントロールに既に含まれているテキストには影響しません。また、WM_SETTEXT メッセージによって編集コントロールにコピーされたテキストの長 さ にも影響しません。 アプリケーションで WM_SETTEXT メッセージを使用して、EM_SETLIMITTEXT メッセージで指定されているよりも多くのテキストを編集コントロールに配置する場合、ユーザーは編集コントロールの内容全体を編集できます。
EM_SETLIMITTEXTが呼び出される前に、ユーザーが編集コントロールに入力できるテキストの量の既定の制限は 32,767 文字です。
1 行の編集コントロールの場合、テキストの制限は 0x7FFFFFFE バイトか 、wParam パラメーターの値のいずれか小さい方です。 複数行の編集コントロールの場合、この値は 1 バイトか wParam パラメーターの値のいずれか小さい方です。
リッチ エディット: Microsoft Rich Edit 1.0 以降でサポートされています。 64,000 を超えるテキスト長の値には、メッセージ EM_EXLIMITTEXT を使用します。 リッチ エディット バージョンとさまざまなシステム バージョンの互換性については、「 リッチ エディット コントロールについて」を参照してください。
必要条件
要件 | 値 |
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サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
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