次の方法で共有


圧縮されたソースと圧縮されていないソース

パッケージ作成者は、ソース ファイルを圧縮してキャビネット ファイルに格納することで、インストール パッケージのサイズを小さくできます。 ソース ファイル イメージは、圧縮、非圧縮、または両方の種類の組み合わせにすることができます。

圧縮されたソース

圧縮されたファイルでだけで構成されるソースは、Word Count Summary プロパティに圧縮フラグ ビットを含める必要があります。 圧縮されたソース ファイルは、.msi ファイル内のデータ ストリームにあるキャビネット ファイル、またはソース ツリーのルートにある別のキャビネット ファイルに、格納する必要があります。 ソース内のすべてのキャビネットを、Media テーブルで指定する必要があります。

圧縮されていないソース

圧縮されていないソース ファイルでだけで構成されるソースは、Word Count Summary プロパティから圧縮フラグ ビットを省略する必要があります。 ソース内のすべての非圧縮ファイルは、Directory テーブルで指定されたソース ツリーに存在する必要があります。

混合ソース

圧縮されたソース ファイルと圧縮されていないソース ファイルを同じパッケージに混在させる場合は、特定のファイルで msidbFileAttributesCompressed または msidbFileAttributesNoncompressed ビット フラグを設定することで、Word Count Summary プロパティの既定値をオーバーライドします。 ファイルの圧縮状態が、Word Count Summary プロパティで指定されている既定値と一致しない場合、File テーブルの Attributes 列でこれらのビット フラグが設定されます。

たとえば、Word Count Summary プロパティで圧縮フラグ ビットが設定されている場合、すべてのファイルはキャビネットに圧縮されているものとして扱われます。 ソース内のすべての非圧縮ファイルについて、File テーブルの Attributes 列に msidbFileAttributesNoncompressed を含める必要があります。 非圧縮ファイルは、ソース ツリーのルートに置かれている必要があります。

Word Count Summary プロパティで非圧縮フラグが設定されている場合、ファイルは既定で圧縮されていないものとして扱われ、すべての圧縮ファイルについて、File テーブルの Attributes 列に msidbFileAttributesCompressed を含める必要があります。 すべての圧縮ファイルは、.msi ファイル内のデータ ストリームにあるキャビネット ファイル、またはソース ツリーのルートにある別のキャビネット ファイルに、格納される必要があります。

詳しくは、「キャビネットと圧縮されたソースの使用」をご覧ください。