小規模な更新プログラム
小規模な更新プログラムは、1 つ以上のアプリケーション ファイルに対して、製品コードを変更するほどではない軽微な変更を行います。 小規模な更新プログラムは、一般にクイック修正エンジニアリング (QFE) 更新プログラムとも呼ばれます。 小規模な更新プログラムでは、機能コンポーネント ツリーの再編成は許可されません。
一般的な小規模な更新プログラムでは、1 つまたは 2 つのファイルあるいはレジストリ キーのみが変更されます。 小規模な更新プログラムによって .msi ファイル内の情報が変更されるため、インストール パッケージ コードを変更する必要があります。 パッケージ コードは、概要情報ストリームのリビジョン番号の概要プロパティに格納されています。
製品コードが小規模な更新プログラムによって変更されることはありません。そのため、小規模な更新プログラムによって導入されるすべての変更は、「製品コードを変更する」で説明されているガイドラインに従っている必要があります。 ProductCode を変更する更新には、メジャー アップグレードが必要です。 製品コードを変更せずに製品を差別化する必要がある場合は、マイナー アップグレードを使用します。
Windows インストーラー パッケージに小規模な更新プログラムのパッチ パッケージを適用する方法については、「小規模な更新プログラムのパッチを作成する」、「製品のローカル インストールにパッチを適用して小規模な更新プログラムを適用する」、「製品を再インストールして小規模な更新プログラムを適用する」、「管理イメージにパッチを適用して小規模な更新プログラムを適用する」を参照してください。