CoMarshalHresult 関数 (combaseapi.h)
指定したストリームに HRESULT をマーシャリングします。このストリームから 、CoUnmarshalHresult 関数を使用してマーシャリングを解除できます。
構文
HRESULT CoMarshalHresult(
[in] LPSTREAM pstm,
[in] HRESULT hresult
);
パラメーター
[in] pstm
マーシャリング ストリームへのポインター。 「IStream」を参照してください。
[in] hresult
元のプロセスの HRESULT 。
戻り値
この関数は、E_OUTOFMEMORYおよびE_UNEXPECTED標準の戻り値と、次の値を返すことができます。
リターン コード | 説明 |
---|---|
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HRESULT は正常にマーシャリングされました。 |
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pstm に無効なポインターが指定されました。 |
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メディアがいっぱいです。 |
注釈
HRESULT はプロセス固有であるため、あるプロセスで有効な HRESULT が別のプロセスでは有効でない可能性があります。 IMarshal の独自の実装を記述していて、あるプロセスから別のプロセスに HRESULT をマーシャリングする必要がある場合は、パラメーターまたはリターン コードとして、この関数を呼び出す必要があります。 その他の状況では、この関数を呼び出す必要はありません。
この関数は、次のタスクを実行します。
- HRESULT をストリームに書き込みます。
- そのストリームへの IStream ポインターを返します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | combaseapi.h (Objbase.h を含む) |
Library | Ole32.lib |
[DLL] | Ole32.dll |