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TreeView_CreateDragImage マクロ (commctrl.h)

ツリー ビュー コントロール内の指定した項目のドラッグ ビットマップを作成します。 また、このマクロはビットマップのイメージ リストを作成し、ビットマップをイメージ リストに追加します。 アプリケーションは、イメージ リスト関数を使用して項目をドラッグするときにイメージを表示できます。 このマクロを使用することも、TVM_CREATEDRAGIMAGE メッセージを明示的に送信することもできます。

構文

HIMAGELIST TreeView_CreateDragImage(
   HWND      hwnd,
   HTREEITEM hitem
);

パラメーター

hwnd

型: HWND

ツリー ビュー コントロールへのハンドル。

hitem

型: HTREEITEM

新しいドラッグ ビットマップを受け取る項目を処理します。

戻り値

型: HIMAGELIST

ドラッグ ビットマップが正常に追加された場合はイメージ リストへのハンドルを返し、それ以外の場合は NULL 返します。

備考

イメージ リストが関連付けられていないツリー ビュー コントロールを作成する場合、TreeView_CreateDragImage マクロを使用して、ドラッグ操作中に表示するイメージを作成することはできません。 ドラッグ カーソルを作成する独自のメソッドを実装する必要があります。

不要になったイメージ リストは、アプリケーションによって破棄されます。

必要条件

要件 価値
サポートされる最小クライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされる最小サーバー Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ]
ターゲット プラットフォーム の ウィンドウズ
ヘッダー commctrl.h