ID2D1SpriteBatch インターフェイス (d2d1_3.h)

関連付けられた描画プロパティを持つスプライトの 1 つのグループを表します。

継承

ID2D1SpriteBatch インターフェイスは ID2D1Resource から継承されます。 ID2D1SpriteBatch には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

ID2D1SpriteBatch インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
ID2D1SpriteBatch::AddSprites

このスプライト バッチの末尾に、指定されたスプライトを追加します。
ID2D1SpriteBatch::Clear

このスプライト バッチからすべてのスプライトを削除します。
ID2D1SpriteBatch::GetSpriteCount

このスプライト バッチ内のスプライトの数を取得します。
ID2D1SpriteBatch::GetSprites

このスプライト バッチから、指定したスプライトのサブセットを取得します。 最適なパフォーマンスを得るには、取得する必要のないプロパティに nullptr を使用します。
ID2D1SpriteBatch::SetSprites

このスプライト バッチ内の指定したスプライトのプロパティを更新します。

解説

ID2D1DeviceContext3::CreateSpriteBatch を使用して、新しいスプライト バッチを作成します。 ID2D1DeviceContext3::D rawSpriteBatch を使用して描画します。

スプライトは、アプリが多数の画像を非常に効率的に描画する方法です。 これらは一般的に、2D ゲームでキャラクターや背景をレンダリングしたり、煙や炎などのパーティクル システムをレンダリングしたりするために使用されます。 アプリにパフォーマンスの要求があり、フレームごとに数百または数千の画像を描画する必要がある場合は、汎用 DrawImage メソッドではなく、スプライト バッチと提供されるきめ細かいコントロールを利用することを検討してください。

必要条件

   
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー d2d1_3.h

関連項目

ID2D1Resource