DML_ELEMENT_WISE_CLIP_GRAD_OPERATOR_DESC 構造体 (directml.h)

要素ごとのクリップのバックプロパティ グラデーションを計算します。

f(x, gradient) = if x <= Min then 0
                 if x >= Max then 0
                 else        then gradient

この演算子はインプレース実行をサポートします。つまり OutputTensor 、バインド中に InputTensor の別名を指定できます。

構文

struct DML_ELEMENT_WISE_CLIP_GRAD_OPERATOR_DESC {
  const DML_TENSOR_DESC *InputTensor;
  const DML_TENSOR_DESC *InputGradientTensor;
  const DML_TENSOR_DESC *OutputGradientTensor;
  FLOAT                 Min;
  FLOAT                 Max;
};

メンバー

InputTensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

入力機能テンソル。 これは通常、前方パスでDML_ELEMENT_WISE_CLIP_OPERATOR_DESCするために InputTensor として提供されたのと同じテンソルです。

InputGradientTensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

入力されるグラデーションテンソル。 これは通常、前のレイヤーのバックプロパティの出力から取得されます。 通常、このテンソルは、前方パス内の対応するDML_OPERATOR_ELEMENT_WISE_CLIP出力と同じサイズになります。

OutputGradientTensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

バックプロパティされたグラデーションを含む出力テンソル。 通常、このテンソルは、前方パス内の対応するDML_OPERATOR_ELEMENT_WISE_CLIP入力と同じサイズになります。

Min

型: FLOAT

最小値。 x がこの値以下の場合、グラデーションの結果は 0 になります。

Max

型: FLOAT

最大値。 x がこの値以上の場合、グラデーションの結果は 0 になります。

解説

可用性

この演算子は、 で DML_FEATURE_LEVEL_3_1導入されました。

テンソル制約

InputGradientTensorInputTensorおよび OutputGradientTensor には、同じ DataTypeDimensionCount、および サイズが必要です。

Tensor のサポート

DML_FEATURE_LEVEL_5_0 以降

テンソル 種類 サポートされているディメンション数 サポートされるデータ型
InputTensor 入力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT64、INT32、INT16、INT8、UINT64、UINT32、UINT16、UINT8
InputGradientTensor 入力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT64、INT32、INT16、INT8、UINT64、UINT32、UINT16、UINT8
OutputGradientTensor 出力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT64、INT32、INT16、INT8、UINT64、UINT32、UINT16、UINT8

DML_FEATURE_LEVEL_3_1以上

テンソル 種類 サポートされているディメンション数 サポートされるデータ型
InputTensor 入力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT32、INT16、INT8、UINT32、UINT16、UINT8
InputGradientTensor 入力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT32、INT16、INT8、UINT32、UINT16、UINT8
OutputGradientTensor 出力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT32、INT16、INT8、UINT32、UINT16、UINT8

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows ビルド 22000
サポートされている最小のサーバー Windows ビルド 22000
Header directml.h