DML_VALUE_SCALE_2D_OPERATOR_DESC構造体 (directml.h)

要素ごとのスケールとバイアス関数 Output = Scale * Input + Biasを実行します。 この演算子は、テンソル全体に 1 つのバイアスではなく、チャネルごとに異なるバイアス を適用DML_VALUE_SCALE_2D_OPERATOR_DESC 点を除き、スケールとバイアスを持つDML_ELEMENT_WISE_IDENTITY_OPERATOR_DESCを使用するのと似ています。

構文

struct DML_VALUE_SCALE_2D_OPERATOR_DESC {
  const DML_TENSOR_DESC *InputTensor;
  const DML_TENSOR_DESC *OutputTensor;
  FLOAT                 Scale;
  UINT                  ChannelCount;
  const FLOAT           *Bias;
};

メンバー

InputTensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

入力データを含むテンソル。 このテンソルの次元は である { BatchCount, ChannelCount, Height, Width }必要があります。

OutputTensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

結果を書き込むテンソル。 このテンソルのディメンションは 、InputTensor のディメンションと一致している必要があります。

Scale

型: FLOAT

すべての入力値に適用されるスケール値。

ChannelCount

型: UINT

このフィールドは、Bias 配列のサイズを決定します。 このフィールドは 1 または 3 に設定する必要があり、入力テンソルの Channel ディメンションのサイズと一致する必要もあります。

Bias

型: const FLOAT*

入力テンソルの各次元のバイアス項を含む FLOAT 値の配列。

可用性

この演算子は で DML_FEATURE_LEVEL_1_0導入されました。

テンソル制約

InputTensorOutputTensor には、同じ DataTypeサイズが必要です。

Tensor のサポート

テンソル 種類 サポートされているディメンション数 サポートされるデータ型
InputTensor 入力 4 FLOAT32、FLOAT16
OutputTensor 出力 4 FLOAT32、FLOAT16

要件

要件
Header directml.h