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Graphics::IsVisible(INT,INT) メソッド (gdiplusgraphics.h)

Graphics::IsVisible メソッドは、指定したポイントがこの Graphics オブジェクトの可視領域内にあるかどうかを判断します。 表示されるクリッピング領域は、この Graphics オブジェクトのクリッピング領域とウィンドウのクリッピング領域の交差部分です。

構文

BOOL IsVisible(
  INT x,
  INT y
);

パラメーター

x

テストするポイントの x 座標を指定する整数。

y

テストするポイントの y 座標を指定する整数。

戻り値

メソッドが成功した場合は、Status 列挙の要素である Ok を返します

メソッドが失敗した場合は、 Status 列挙体の他の要素のいずれかを返します。

解説

次の例では、指定したポイントがディスプレイ デバイスに表示されているかどうかをテストします。 その場合は、そのポイントを表す楕円を塗りつぶします。

VOID Example_IsVisible5(HDC hdc)

{
   Graphics graphics(hdc);

   // Set up the coordinates of the point.
   int x = 100;
   int y = 100;

   // If the point (x, y) is visible, fill an ellipse that represents it.
   if (graphics.IsVisible(x, y))
   {
   graphics.FillEllipse(&SolidBrush(Color(255, 0, 0, 0)), x, y, 5, 5);
   }
}

必要条件

   
Header gdiplusgraphics.h

関連項目

グラフィックス

Graphics::IsVisibleClipEmpty