IADsSecurityUtility::ConvertSecurityDescriptor メソッド (iads.h)
ConvertSecurityDescriptor メソッドは、セキュリティ記述子をある形式から別の形式に変換します。
構文
HRESULT ConvertSecurityDescriptor(
[in] VARIANT varSD,
[in] long lDataFormat,
[in] long lOutFormat,
[out] VARIANT *pResult
);
パラメーター
[in] varSD
変換するセキュリティ記述子を含む VARIANT 。 この VARIANT の形式は、 lDataFormat パラメーターによって定義されます。
[in] lDataFormat
varSD パラメーターのセキュリティ記述子の形式を指定するADS_SD_FORMAT_ENUM値のいずれかを格納します。 次の一覧では、このパラメーターに使用できる値と varSD パラメーターの形式を示します。
ADS_SD_FORMAT_IID
varSD には、IADsSecurityDescriptor インターフェイスに対してクエリを実行できるVT_DISPATCHが含まれています。
ADS_SD_FORMAT_RAW
varSDには、生データ形式の | セキュリティ記述子を含むVT_I1 VT_ARRAYが含まれています。 これは、 SECURITY_DESCRIPTOR 構造体の形式です。
ADS_SD_FORMAT_HEXSTRING
varSD には、生のセキュリティ記述子を 16 進エンコード文字列形式で含む VT_BSTR が含まれています。
[in] lOutFormat
セキュリティ記述子の変換先の形式を指定する ADS_SD_FORMAT_ENUM 値のいずれかを格納します。 次の一覧では、このパラメーターに使用できる値と pvResult パラメーターの形式を示します。
ADS_SD_FORMAT_IID
pvResult は、IADsSecurityDescriptor インターフェイスに対してクエリを実行できるVT_DISPATCHを受け取ります。
ADS_SD_FORMAT_RAW
pvResultは、生データ形式の | セキュリティ記述子を含むVT_I1 VT_ARRAYを受け取ります。 これは、 SECURITY_DESCRIPTOR 構造体の形式です。
ADS_SD_FORMAT_HEXSTRING
pvResult は、生のセキュリティ記述子を 16 進エンコード文字列形式で含むVT_BSTRを受け取ります。
[out] pResult
変換されたセキュリティ記述子を受け取る VARIANT へのポインター。 取得したセキュリティ記述子の形式は、 lOutFormat パラメーターによって指定されます。
戻り値
成功した場合 はS_OK を返し、それ以外の場合は COM または Win32 エラー コードを返します。 考えられるエラー コードは次のとおりです。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | iads.h |
[DLL] | Activeds.dll |