IMFPresentationTimeSource::GetUnderlyingClock メソッド (mfidl.h)

プレゼンテーションのタイム ソースがクロック時間を生成するために使用する基になるクロックを取得します。

構文

HRESULT GetUnderlyingClock(
  [out] IMFClock **ppClock
);

パラメーター

[out] ppClock

クロックの IMFClock インターフェイスへのポインターを受け取ります。 呼び出し元はインターフェイスを解放する必要があります。

戻り値

このメソッドは HRESULT を返します。 有効な値を次の表に示しますが、これ以外にもあります。

リターン コード 説明
S_OK
メソッドが成功しました。
MF_E_NO_CLOCK
このタイム ソースでは、基になるクロックは公開されません。

注釈

プレゼンテーションのタイム ソースでは、停止、開始、一時停止、レートの変更をサポートする必要があります。 ただし、多くの場合、タイム ソースはハードウェア クロックまたはその他のデバイスからクロック時間を派生させます。 基になるクロックは常に実行されており、レート変更をサポートしていない可能性があります。

必要に応じて、タイム ソースは、このメソッドを実装することで、基になるクロックを公開できます。 プレゼンテーションのタイム ソースが一時停止または停止した場合でも、基になるクロックは常に実行されます。 (したがって、基になるクロックは 、IMFClock::GetClockCharacteristics メソッドのMFCLOCK_CHARACTERISTICS_FLAG_ALWAYS_RUNNING フラグを返します)。

基になるクロックは、プレゼンテーション クロックの停止または一時停止中に時計の時刻に基づいて決定を行う場合に便利です。

タイム ソースが基になるクロックを公開しない場合、メソッドは MF_E_NO_CLOCKを返します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリ | UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー mfidl.h
Library Mfuuid.lib

こちらもご覧ください

IMFPresentationTimeSource

プレゼンテーションクロック