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ISyncMgrEnumItems インターフェイス (mobsync.h)

SYNCMGRITEM 構造体の配列を列挙するメソッドを公開します。 これらの各構造体は、同期できる項目に関する情報を提供します。 ISyncMgrEnumItems には、すべての標準列挙子インターフェイスと同じメソッドがあります。Next、Skip、Reset、Clone です。

継承

ISyncMgrEnumItems インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 ISyncMgrEnumItems には、 次の種類のメンバーもあります。

メソッド

ISyncMgrEnumItems インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
ISyncMgrEnumItems::Clone

現在の列挙子と同じ状態の別のアイテム列挙子を作成して、同じリストを反復処理します。 このメソッドを使用すると、列挙シーケンス内のポイントを記録でき、後でそのポイントに戻ることができます。
ISyncMgrEnumItems::Next

列挙子のリスト内の次の celt 要素を列挙し、pceltFetched の列挙要素の実際の数と共に rgelt で返します。
ISyncMgrEnumItems::Reset

列挙子に、要素の一覧の先頭に配置するように指示します。
ISyncMgrEnumItems::Skip

列挙子に対して、ISyncMgrEnumItems::Next の次の呼び出しでこれらの要素が返されないように、列挙体内の次の celt 要素をスキップするように指示します。

注釈

実装するタイミング

登録されたアプリケーションが同期マネージャーと連携してアイテムを同期する場合、項目を列挙するには、このインターフェイスで列挙子オブジェクトを実装する必要があります。

使用するタイミング

同期マネージャーは、このインターフェイスへのポインターを取得し、同期プロセス中に各メソッドを呼び出します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー mobsync.h

こちらもご覧ください

SYNCMGRITEM