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ITfContextView::GetTextExt メソッド (msctf.h)

ITfContextView::GetTextExt メソッドは、テキスト範囲の境界ボックスを画面座標で返します。

構文

HRESULT GetTextExt(
  [in]  TfEditCookie ec,
  [in]  ITfRange     *pRange,
  [out] RECT         *prc,
  [out] BOOL         *pfClipped
);

パラメーター

[in] ec

読み取り専用アクセス権を持つ編集 Cookie を指定します。

[in] pRange

クエリを実行する範囲を指定します

[out] prc

範囲の境界ボックスを画面座標で受け取ります。

[out] pfClipped

境界ボックス内のテキストがクリップされているかどうかを指定するブール値を受け取ります。 このパラメーターが TRUE の場合、境界ボックスにはクリップされたテキストが含まれており、要求された範囲全体は含まれません。 要求された範囲が表示されないため、境界ボックスがクリップされます。

戻り値

このメソッドは、これらの値のいずれかを返すことができます。

説明
S_OK
メソッドは正常に実行されました。
TS_E_NOLAYOUT
テキストがレンダリングされないか、コンテキストがテキスト レイアウトを計算していません。
TF_E_NOLOCK
cookie の編集パラメーターが無効です。

注釈

ドキュメント ウィンドウが最小化されている場合、または指定したテキストが現在表示されていない場合、メソッドは prc パラメーターを に設定してS_OKを {0,0,0,0}返します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー msctf.h
[DLL] Msctf.dll
再頒布可能パッケージ Windows 2000 Professional 上の TSF 1.0

こちらもご覧ください

ITfContextOwner::GetTextExt

ITfContextView