ITask::SetMaxRunTime メソッド (mstask.h)

[[この API は、以降のバージョンのオペレーティング システムまたは製品で変更または使用できない場合があります。 代わりに タスク スケジューラ 2.0 インターフェイス を使用してください。] ]

このメソッドは、 タスク が終了するまでの最大実行時間をミリ秒単位で設定します。

構文

HRESULT SetMaxRunTime(
  [in] DWORD dwMaxRunTimeMS
);

パラメーター

[in] dwMaxRunTimeMS

タスクの最大実行時間 (ミリ秒単位) を指定する DWORD 値。 無制限の時間を指定するには、このパラメーターを INFINITE に設定できます。

戻り値

SetMaxRunTime メソッドは、次のいずれかの値を返します。

リターン コード 説明
S_OK
操作に成功しました。
E_INVALIDARG
引数が無効です。
E_OUTOFMEMORY
メモリが不足しています。

注釈

最大実行時間を超えると、タスク スケジューラはタスクに関連付けられているアプリケーションの終了を試みます。 WM_CLOSE メッセージを送信できない場合 (たとえば、アプリケーションにウィンドウがない場合)、またはアプリケーションが受信WM_CLOSEから 3 分以内に終了していない場合、タスク スケジューラは TerminateProcess を使用してアプリケーションを終了します。

最大実行時間を設定したら、 必ず IPersistFile::Save を 呼び出して、変更したタスク オブジェクトをディスクに保存してください。

最大実行時間を設定する方法の例については、「 C/C++ コード例: MaxRunTime の設定」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー mstask.h
Library Mstask.lib
[DLL] Mstask.dll
再頒布可能パッケージ Windows NT 4.0 および Windows 95 のインターネット エクスプローラー 4.0 以降

こちらもご覧ください

IGetMaxRunTime

Itask