CreatePointerMoniker 関数 (objbase.h)

オブジェクトへのポインターに基づいてポインター モニカーを作成します。

構文

HRESULT CreatePointerMoniker(
  [in, optional] LPUNKNOWN punk,
  [out]          LPMONIKER *ppmk
);

パラメーター

[in, optional] punk

結果のモニカーによって識別されるオブジェクトの IUnknown インターフェイスへのポインター。

[out] ppmk

新しいポインター モニカーへのインターフェイス ポインターを受け取る IMoniker* ポインター変数のアドレス。 成功した場合、関数はモニカーで AddRef を呼び出し、呼び出し元は Release を呼び出す役割を担います。 エラーが発生すると、返されるインターフェイス ポインターの 値は NULL になります。

戻り値

この関数は、E_OUTOFMEMORY、E_UNEXPECTED、S_OKの標準戻り値を返すことができます。

注釈

ポインター モニカーは、モニカーを必要とするインターフェイスに渡すことができるモニカー内の既存のインターフェイス ポインターをラップします。 ポインター モニカーを使用すると、永続的な表現を持たないオブジェクトをモニカー バインド操作に参加できます。

ポインター モニカーは一般的には使用されないため、この関数は頻繁に呼び出されません。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー objbase.h
Library Ole32.lib
[DLL] Ole32.dll
API セット ext-ms-win-com-ole32-l1-1-0 (Windows 8で導入)

こちらもご覧ください

Imoniker