OLEINPLACEFRAMEINFO 構造体 (oleidl.h)
インプレース セッション中にコンテナーによってサポートされるアクセラレータに関する情報が含まれます。 構造体は、 IOleInPlaceSite::GetWindowContext メソッドと OleTranslateAccelerator 関数で使用されます。
構文
typedef struct tagOIFI {
UINT cb;
BOOL fMDIApp;
HWND hwndFrame;
HACCEL haccel;
UINT cAccelEntries;
} OLEINPLACEFRAMEINFO, *LPOLEINPLACEFRAMEINFO;
メンバー
cb
この構造体のサイズ (バイト単位)。 オブジェクト サーバーは、IOleInPlaceSite::GetWindowContext に渡す構造体に sizeof(OLEINPLACEFRAMEINFO) を指定する必要があります。 その後、コンテナーはこのサイズを使用して、構造体のバージョンを決定できます。
fMDIApp
コンテナーが MDI アプリケーションであるかどうかを示します。
hwndFrame
コンテナーの最上位フレーム ウィンドウへのハンドル。
haccel
インプレース編集セッション中にコンテナーが使用するアクセラレータ テーブルのハンドル。
cAccelEntries
haccel 内のアクセラレータの数。
注釈
オブジェクトがインプレース アクティブ化されている場合、そのサーバーはコンテナーの IOleInPlaceSite::GetWindowContext メソッドを呼び出し、 OLEINPLACEFRAMEINFO 構造体を埋めます。 インプレース セッション中に、EXE サーバーのメッセージ ループは OLEINPLACEFRAMEINFO 構造体へのポインターを OleTranslateAccelerator に渡します。 OLE では、この構造体の情報を使用して、メッセージがコンテナーのいずれかのアクセラレータにマップされているかどうかを判断します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
Header | oleidl.h |