SetThreadDescription 関数 (processthreadsapi.h)
スレッドに説明を割り当てます。
構文
HRESULT SetThreadDescription(
[in] HANDLE hThread,
[in] PCWSTR lpThreadDescription
);
パラメーター
[in] hThread
説明を設定するスレッドのハンドル。 ハンドルにはTHREAD_SET_LIMITED_INFORMATIONアクセス権が必要です。
[in] lpThreadDescription
スレッドの説明を指定する Unicode 文字列。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値は正常な操作を示す HRESULT です。 関数が失敗した場合、戻り値はエラーを示す HRESULT です。
注釈
スレッドの説明は複数回設定できます。最後に設定された値が使用されます。 スレッドの説明を取得するには、 GetThreadDescription を呼び出します。
Windows Server 2016、WINDOWS 10 LTSB 2016 および Windows 10 バージョン 1607: SetThreadDescription は、KernelBase.dll の実行時動的リンクでのみ使用できます。
例
次の例では、現在のスレッドの説明を に simulation_thread
設定します。
HRESULT hr = SetThreadDescription(GetCurrentThread(), L"simulation_thread");
if (FAILED(hr))
{
// Call failed.
}
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10 バージョン 1607 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2016 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | processthreadsapi.h |
Library | Kernel32.lib |
[DLL] | Kernel32.dll |