IPropertyStorage::ReadPropertyNames メソッド (propidl.h)
ReadPropertyNames メソッドは、指定したプロパティ ID の既存の文字列名を取得します。
構文
HRESULT ReadPropertyNames(
[in] ULONG cpropid,
[in] const PROPID [] rgpropid,
[in, out] LPOLESTR [] rglpwstrName
);
パラメーター
[in] cpropid
配列 rgpropid の入力に対する要素の数。 このパラメーターの値は 0 に設定できますが、プロパティ名が読み取られるので、このメソッドの目的を損ないます。
[in] rgpropid
名前を取得するプロパティ ID の配列。
[in, out] rglpwstrName
LPWSTR メンバーのサイズ cpropid の呼び出し元によって割り当てられた配列。 戻り値が返された場合、実装はこの配列を入力します。 指定されたエントリには、プロパティ ID の対応する文字列名が含まれます。または、プロパティ ID に文字列名がない場合は空にすることができます。
配列の各 LPWSTR メンバーは、 CoTaskMemFree 関数を使用して解放する必要があります。
戻り値
このメソッドは、次に加えて、標準の戻り値E_UNEXPECTEDをサポートしています。
注釈
rgpropid 配列で指定されたプロパティ ID の一覧の各プロパティ ID について、ReadPropertyNames は対応する文字列名 (存在する場合) を取得します。 文字列名は、プロパティの作成時に IPropertyStorage::WriteMultiple の呼び出しで名前を指定するか、 IPropertyStorage::WritePropertyNames の呼び出しによって作成されます。 どちらの場合も、文字列名は省略可能ですが、すべてのプロパティにはプロパティ ID が必要です。
プロパティ ID にマップされる文字列名は、セット内で一意である必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | propidl.h (Objbase.h、Propidlbase.h を含む) |
Library | Uuid.lib |
[DLL] | Ole32.dll |