次の方法で共有


STATPROPSETSTG 構造体 (propidl.h)

STATPROPSETSTG 構造体には、プロパティ セットに関する情報が含まれています。 この情報を取得するには、 IPropertyStorage::Stat を呼び出します。これにより、現在のプロパティ セットを記述する情報を含むバッファーが格納されます。 現在のプロパティ セット ストレージ内のプロパティ セットの STATPROPSETSTG 構造体を列挙するには、 IPropertySetStorage::Enum を呼び出して列挙子へのポインターを取得します。 その後、列挙子の IEnumSTATPROPSETSTG インターフェイスの列挙メソッドを呼び出すことができます。 構造体は次のように定義されます。

構文

typedef struct tagSTATPROPSETSTG {
  FMTID    fmtid;
  CLSID    clsid;
  DWORD    grfFlags;
  FILETIME mtime;
  FILETIME ctime;
  FILETIME atime;
  DWORD    dwOSVersion;
} STATPROPSETSTG;

メンバー

fmtid

現在のプロパティ セットの FMTID。プロパティ セットが最初に作成されたときに指定されます。

clsid

このプロパティ セットに関連付けられている CLSID。プロパティ セットが最初に作成されたときに指定され、その後に IPropertyStorage::SetClass で変更される可能性があります。 設定されていない場合、値は CLSID_NULLされます。

grfFlags

IPropertySetStorage::Create で指定されているプロパティ セットのフラグ値。

mtime

プロパティ セットが最後に変更されたときの世界協定時刻 (UTC) の時刻。

ctime

このプロパティ セットが作成された時刻 (UTC)。

atime

このプロパティ セットが最後にアクセスされた時刻 (UTC)。

dwOSVersion

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
Header propidl.h (Propidl.h を含む)

関連項目

FILETIME

IEnumSTATPROPSETSTG

IPropertySetStorage::Create

IPropertyStorage::Stat