IStylusPlugin::Error メソッド (rtscom.h)
このプラグイン、または IStylusAsyncPlugin コレクションまたは IStylusSyncPlugin コレクションの以前のプラグインのいずれかが例外をスローしたことを、実装オブジェクトに通知します。
構文
HRESULT Error(
[in] IRealTimeStylus *piRtsSrc,
[in] IStylusPlugin *piPlugin,
[in] RealTimeStylusDataInterest dataInterest,
[in] HRESULT hrErrorCode,
[in, out] LONG_PTR *lptrKey
);
パラメーター
[in] piRtsSrc
通知を送信した RealTimeStylus クラス (RTS) オブジェクト。
[in] piPlugin
通知を送信した IStylusPlugin オブジェクト。
[in] dataInterest
エラーを生成した IStylusPlugin メソッドの識別子。
[in] hrErrorCode
発生したエラーの HRESULT コード。
[in, out] lptrKey
システムによって内部的に使用されます。
戻り値
戻り値の説明については、「 クラスとインターフェイス - インク分析」を参照してください。
注釈
このメソッドは、RTS オブジェクトが例外をキャッチしたときに呼び出されます。
例
次の C++ の例では、TRACE マクロを使用してデバッグ ウィンドウにメッセージとエラー コードを出力する IStylusPlugin::Error メソッドを実装します。
STDMETHODIMP CPacketModifier::Error(
/* [in] */ IRealTimeStylus *piRtsSrc,
/* [in] */ IStylusPlugin *piPlugin,
/* [in] */ RealTimeStylusDataInterest dataInterest,
/* [in] */ HRESULT hrErrorCode,
/* [out][in] */ LONG_PTR *lptrKey)
{
CString strError;
strError.Format(L"An error occurred. Error code: %d", hrErrorCode);
TRACE(strError);
return S_OK;
}
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP Tablet PC Edition [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | サポートなし |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | rtscom.h |
[DLL] | RTSCom.dll |