SetupDiSelectDevice 関数 (setupapi.h)
SetupDiSelectDevice 関数は、DIF_SELECTDEVICE要求の既定のハンドラーです。
構文
WINSETUPAPI BOOL SetupDiSelectDevice(
[in] HDEVINFO DeviceInfoSet,
[in, out] PSP_DEVINFO_DATA DeviceInfoData
);
パラメーター
[in] DeviceInfoSet
ドライバーを選択するデバイスを表すデバイス情報要素を含むデバイス 情報セット へのハンドル。
[in, out] DeviceInfoData
デバイス情報要素を指定する SP_DEVINFO_DATA 構造体へのポインター。 このパラメーターは省略可能であり、 NULL にすることができます。 このパラメーターを指定すると、SetupDiSelectDevice は指定したデバイスのドライバーを選択し、DeviceInfoData を設定します。選択したドライバーのデバイス セットアップ クラスの GUID に対する ClassGuid。 このパラメーターが NULL の場合、 SetupDiSelectDevice はDeviceInfoSet のグローバル クラス ドライバー リストで選択したドライバーを設定します。
戻り値
成功した場合、この関数は TRUE を 返します。 それ以外の場合は FALSE を 返し、ログに記録されたエラーは GetLastError の呼び出しによって取得できます。
注釈
SetupDiSelectDevice は、ユーザーが指定したデバイスのドライバーを選択できるようにするユーザー インターフェイス、またはデバイスが指定されていない場合はデバイス情報セットを処理します。 デバイスのSP_DEVINSTALL_PARAMS構造の [フラグ] フィールド、またはデバイスが指定されていない場合に設定されたデバイス情報を設定することで、呼び出し元はユーザー インターフェイスの特別な処理を指定できます。たとえば、ユーザーが OEM インストール ディスクからドライバーを選択できるようにします。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Microsoft Windows 2000 以降のバージョンの Windows で使用できます。 |
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | setupapi.h (Setupapi.h を含む) |
Library | Setupapi.lib |
[DLL] | Setupapi.dll |