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GetSystemTimeAdjustmentPrecise 関数 (sysinfoapi.h)

システムが定期的なプログラムされた時刻調整を時刻時計に適用しているかどうかを判断し、そのような調整の値と期間を取得します。

構文

BOOL GetSystemTimeAdjustmentPrecise(
  [out] PDWORD64 lpTimeAdjustment,
  [out] PDWORD64 lpTimeIncrement,
  [out] PBOOL    lpTimeAdjustmentDisabled
);

パラメーター

[out] lpTimeAdjustment

調整されたクロック更新頻度を返します。

[out] lpTimeIncrement

クロック更新頻度を返します。

[out] lpTimeAdjustmentDisabled

時間調整を有効にするかどうかを指定するインジケーターを返します。

値 TRUE は、定期的な調整が無効になっていることを示します。 この場合、システムは独自の内部メカニズムを使用して時刻の同期を維持しようとする場合があります。 これにより、時刻が定期的に "正しい時刻" にジャンプする可能性があります。

FALSE の値は、時刻のシリアル化に定期的なプログラムされた時間調整が使用されており、システムが時刻を干渉したり、時刻を単独で同期しようとしたりしないことを示します。

戻り値

関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。

関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。

解説

この関数は、プログラムされたクロック調整を使用して、時刻を別のタイム ソースと同期するアルゴリズムで使用されます。 これを行うために、システムは調整されたクロック更新頻度を計算し、呼び出し元がその値を取得できるようにします。

  

システム時特権を有効にし、システム クロックを調整し、クロック値を表示する方法の完全なコード サンプルについては、「 SetSystemTimeAdjustmentPrecise」を参照してください。

 

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 10 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2016 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー sysinfoapi.h
Library Mincore.lib
[DLL] Api-ms-win-core-version-l1-2-3.dll

こちらもご覧ください

SetSystemTimeAdjustmentPrecise