ILogonTrigger インターフェイス (taskschd.h)
ユーザーがログオンしたときにタスクを開始するトリガーを表します。 タスク スケジューラ サービスが開始されると、ログオンしているすべてのユーザーが列挙され、ログオン ユーザーと一致するログオン トリガーに登録されているすべてのタスクが実行されます。
継承
ILogonTrigger インターフェイスは、ITrigger インターフェイスから継承されます。
メソッド
ILogonTrigger インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
ILogonTrigger::get_Delay ユーザーがログオンしてからタスクが開始するまでの時間を示す値を取得または設定します。 (Get) |
ILogonTrigger::get_UserId ユーザーの識別子を取得または設定します。 (Get) |
ILogonTrigger::p ut_Delay ユーザーがログオンしてからタスクが開始するまでの時間を示す値を取得または設定します。 (Put) |
ILogonTrigger::p ut_UserId ユーザーの識別子を取得または設定します。 (Put) |
注釈
特定のユーザーがログオンするときではなく、グループのメンバーがコンピューターにログオンしたときにタスクをトリガーする場合は、 UserId プロパティに値を割り当てないでください。 代わりに、 空の UserId プロパティを使用してログオン トリガーを作成し、 GroupId プロパティを使用してタスクのプリンシパルに値を割り当てます。
タスクの XML の読み取りまたは書き込み時に、タスク スケジューラ スキーマの LogonTrigger 要素を使用してログオン トリガーを指定します。
例
このインターフェイスの詳細とコード例については、「 ログオン トリガーの例 (C++)」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | taskschd.h |