EnumDynamicTimeZoneInformation 関数 (timezoneapi.h)
レジストリ DYNAMIC_TIME_ZONE_INFORMATION 格納されているエントリを列挙します。 この情報は、夏時間の調整による年間境界の変更が発生するタイム ゾーンをサポートするために使用されます。 GetDynamicTimeZoneInformationEffectiveYears を呼び出すときに、この関数によって返される情報を使用して、GetTimeZoneInformationForYear に渡す特定の年の範囲を取得します。
構文
DWORD EnumDynamicTimeZoneInformation(
[in] const DWORD dwIndex,
[out] PDYNAMIC_TIME_ZONE_INFORMATION lpTimeZoneInformation
);
パラメーター
[in] dwIndex
DYNAMIC_TIME_ZONE_INFORMATION エントリの場所を表すインデックス値。
[out] lpTimeZoneInformation
タイム ゾーンと動的夏時間の設定を指定します。
戻り値
この関数は DWORD を返します。 可能な戻り値は次のとおりです。
値 | 説明 |
---|---|
ERROR_SUCCESS | 操作が成功しました。 |
ERROR_NO_MORE_ITEMS | 指定されたインデックスに使用できるデータはこれ以上ありません。 |
ERROR_INVALID_PARAMETER | パラメーターが無効です。 |
その他の値 | 操作が失敗しました。 |
注釈
次の例では、 ERROR_NO_MORE_ITEMS が返されるまで、潜在的なタイムゾーンをループ処理し、レジストリにタイム ゾーン エントリが存在しなくなったことを示します。
std::vector<DYNAMIC_TIME_ZONE_INFORMATION> possibleTimezones;
DYNAMIC_TIME_ZONE_INFORMATION dynamicTimezone = {};
DWORD dwResult = 0;
DWORD i = 0;
do
{
dwResult = EnumDynamicTimeZoneInformation(i++, &dynamicTimezone);
if (dwResult == ERROR_SUCCESS)
{
possibleTimezones.push_back(dynamicTimezone);
}
}
while (dwResult != ERROR_NO_MORE_ITEMS);
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 8 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2012 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | timezoneapi.h (Windows.h を含む) |
Library | advapi32.lib |
[DLL] | advapi32.dll |