次の方法で共有


IWbemClassObject::D elete メソッド (wbemcli.h)

IWbemClassObject::D elete メソッドは、CIM クラス定義とそのすべての修飾子から、指定されたプロパティを削除します。 インスタンスには所有クラスとは異なるコンテンツを含めることはできません。そのため、プロパティの削除操作はクラス定義でのみ可能です。 インスタンス内のプロパティに対して Delete を 呼び出すと、操作は成功します。ただし、値を削除するのではなく、単に クラスの既定値にリセットされます。

親クラスから継承されたプロパティを削除することはできません。 ただし、親クラスから継承されたプロパティのオーバーライドの既定値が指定されている場合は、このメソッドを呼び出すことで親の既定値に戻す可能性があります。 この場合、 WBEM_S_RESET_TO_DEFAULT が返されます。

システム プロパティ を削除できません。

構文

HRESULT Delete(
  [in] LPCWSTR wszName
);

パラメーター

[in] wszName

削除するプロパティ名。 これは、有効な LPCWSTR を指している必要があります。 これは読み取り専用として扱われます。

戻り値

このメソッドは、メソッド呼び出しの状態を示す HRESULT を返します。 次の一覧は、 HRESULT に含まれる値の一覧です。 一般的な HRESULT 値については、「 システム エラー コード」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー wbemcli.h (Wbemidl.h を含む)
Library WbemUuid.lib
[DLL] CIMWin32.dll;Esscli.dll;Fastprox.dll。FrameDyn.dll;FrameDynOS.dll;Krnlprov.dll;Ncprov.dll;Wbemcore.dll;Wbemess.dll;Wmipiprt.dll

こちらもご覧ください

IWbemClassObject

WMI システムのプロパティ