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PATHOBJ_bEnumClipLines関数 (winddi.h)

PATHOBJ_bEnumClipLines関数は、特定のパスからクリップされた行セグメントを列挙します。

構文

ENGAPI BOOL PATHOBJ_bEnumClipLines(
  PATHOBJ  *ppo,
  ULONG    cb,
  CLIPLINE *pcl
);

パラメーター

ppo

列挙するクリップされた行セグメントを含む PATHOBJ 構造体へのポインター。

cb

出力バッファーのサイズをバイト単位で指定します。 GDI は、バッファー内のこの時点を超えて書き込むことはありません。 このパラメーターの値は、少なくとも 1 つの RUN 構造体を持つ CLIPLINE 構造体を保持するのに十分な大きさである必要があります。 ドライバーは、複数の RUN 構造体に領域を割り当てる必要があります。

pcl

CLIPLINE 構造体を受け取るバッファーへのポインター。 構造体には、線分の元のクリップされていないコントロール ポイントが含まれています。 (元のポイントがないと、線の正しいピクセルを計算できません。クリップされていない行に沿ったピクセルのセットを記述する RUN 構造体は、このバッファーに書き込まれます。

クリップ領域が複雑な場合、1 つの線分を多数の RUN 構造に分割できます。 セグメントは、すべての RUN 構造体を一覧表示するために必要な回数だけ返されます。

CLIPLINE 構造体には、元のクリップされていない線の始点と終点、およびディスプレイに表示されるその行の線分(RUN 構造体)が含まれます。

戻り値

より多くの行セグメントを列挙する場合、このサービスを再度呼び出す必要があることを示す戻り値は TRUE です。 それ以外の場合は FALSE で、返されるセグメントがパスの最後のセグメントであることを示します。

解説

ドライバーがこの呼び出しを行う前に 、列挙を PATHOBJ_vEnumStartClipLines で開始する必要があります。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 以降のバージョンの Windows オペレーティング システムで使用できます。
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header winddi.h (Winddi.h を含む)
Library Win32k.lib
[DLL] Win32k.sys

関連項目

CLIPLINE

PATHOBJ

PATHOBJ_vEnumStartClipLines

実行