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HANDLE_OPTIONS列挙 (windowsstoragecom.h)

ファイル ハンドルのフラグを定義します。

構文

typedef enum HANDLE_OPTIONS {
  HO_NONE = 0,
  HO_OPEN_REQUIRING_OPLOCK = 0x40000,
  HO_DELETE_ON_CLOSE = 0x4000000,
  HO_SEQUENTIAL_SCAN = 0x8000000,
  HO_RANDOM_ACCESS = 0x10000000,
  HO_NO_BUFFERING = 0x20000000,
  HO_OVERLAPPED = 0x40000000,
  HO_WRITE_THROUGH = 0x80000000
} ;

定数

 
HO_NONE
値: 0
[なし] :
HO_OPEN_REQUIRING_OPLOCK
値: 0x40000
この値は内部使用専用です。
HO_DELETE_ON_CLOSE
値: 0x4000000
ファイルは、このハンドルが閉じられた直後に削除されます。
HO_SEQUENTIAL_SCAN
値: 0x8000000
アクセスは、最初から最後まで順番に行われるよう意図されています。 システムはこれをヒントとしてファイルのキャッシュを最適化します。
詳細については、「 キャッシュ動作」を参照してください。
HO_RANDOM_ACCESS
値: 0x10000000
アクセスはランダムであることを意図しています。 システムはこれをヒントとしてファイルのキャッシュを最適化します。
詳細については、「 キャッシュ動作」を参照してください。
HO_NO_BUFFERING
値: 0x20000000
ファイルは、データの読み取りと書き込みのシステム キャッシュなしで開かれています。 このフラグは、ハード ディスクキャッシュやメモリマップファイルには影響しません。
このフラグで開かれたファイルを正常に操作するには、厳密な要件があります。 詳細については、「 ファイル バッファリング」を参照してください。
HO_OVERLAPPED
値: 0x40000000
非同期 I/O 用にファイルが開かれるか、または作成されます。
このフラグで作成されたファイル ハンドルを使用する場合の考慮事項については、「 同期および非同期 I/O ハンドル」を参照してください。
HO_WRITE_THROUGH
値: 0x80000000
書き込み操作は中間キャッシュを通過せず、ディスクに直接移動します。
詳細については、「 キャッシュ動作」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 10 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2016 [デスクトップ アプリのみ]
Header windowsstoragecom.h