GetDlgItem 関数 (winuser.h)

指定したダイアログ ボックス内のコントロールへのハンドルを取得します。

構文

HWND GetDlgItem(
  [in, optional] HWND hDlg,
  [in]           int  nIDDlgItem
);

パラメーター

[in, optional] hDlg

型: HWND

コントロールを含むダイアログ ボックスへのハンドル。

[in] nIDDlgItem

型: int

取得するコントロールの識別子。

戻り値

型: HWND

関数が成功した場合、戻り値は指定されたコントロールのウィンドウ ハンドルです。

関数が失敗した場合、戻り値は NULL で、無効なダイアログ ボックス ハンドルまたは存在しないコントロールを示します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。

解説

GetDlgItem 関数は、ダイアログ ボックスだけでなく、任意の親子ウィンドウ ペアで使用できます。 hDlg パラメーターが親ウィンドウを指定し、子ウィンドウに一意の識別子 (子ウィンドウを作成した CreateWindow または CreateWindowEx 関数の hMenu パラメーターで指定) がある限り、GetDlgItem は子ウィンドウに対して有効なハンドルを返します。

例については、「 ダイアログ ボックスの初期化」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winuser.h (Windows.h を含む)
Library User32.lib
[DLL] User32.dll
API セット ext-ms-win-ntuser-dialogbox-l1-1-0 (Windows 8で導入)

関連項目

概念

CreateWindow

CreateWindowEx

ダイアログ ボックス

GetDlgItemInt

GetDlgItemText

参照