GetWindowDisplayAffinity 関数 (winuser.h)

特定のウィンドウの現在の表示アフィニティ設定を任意のプロセスから取得します。

構文

BOOL GetWindowDisplayAffinity(
  [in]  HWND  hWnd,
  [out] DWORD *pdwAffinity
);

パラメーター

[in] hWnd

型: HWND

ウィンドウへのハンドル。

[out] pdwAffinity

型: DWORD*

表示アフィニティ設定を受け取る変数へのポインター。 アフィニティ設定とその意味の一覧については、「 SetWindowDisplayAffinity 」を参照してください。

戻り値

種類: BOOL

この関数は、ウィンドウがレイヤー化され、デスクトップ Windows マネージャーがデスクトップを作成している場合にのみ成功します。 この関数が成功すると、 TRUE が返されます。それ以外の場合は、 FALSE を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。

解説

この関数と SetWindowDisplayAffinity は、Windows 7 に固有のウィンドウ コンテンツ保護機能をサポートするように設計されています。 この機能を使用すると、アプリケーションは、特定のパブリック オペレーティング システム機能と API のセットを介してキャプチャまたはコピーされないように、独自の画面上のウィンドウ コンテンツを保護できます。 ただし、デスクトップ ウィンドウ マネージャー (DWM) がデスクトップを作成している場合にのみ機能します。

セキュリティ機能や Digital Rights Management (DRM) の実装とは異なり、 SetWindowDisplayAffinityGetWindowDisplayAffinity、および DwmIsCompositionEnabled などの他の必要な機能を使用すると、画面の写真を撮る場合と同様に、ウィンドウコンテンツが厳密に保護されるという保証はありません。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 7 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winuser.h (Windows.h を含む)
Library User32.lib
[DLL] User32.dll
API セット ext-ms-win-ntuser-window-l1-1-1 (Windows 8.1 で導入)

関連項目

概念

Windows