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モニカー プロバイダー

一般に、コンポーネントがオブジェクトのストレージを制御しながら、そのオブジェクトの 1 つにアクセスできるようにする場合、そのコンポーネントはモニカー プロバイダーである必要があります。 コンポーネントがそのオブジェクトを識別するモニカーを配布する場合は、次のタスクを実行できる必要があります。

  • 要求に応じて、オブジェクトを識別するモニカーを作成します。
  • クライアントが IMoniker::BindToObject を呼び出すときにモニカーをバインドできるようにします。

モニカー プロバイダーは、オブジェクトを識別するために適切な モニカー クラス のモニカーを作成する必要があります。 モニカー クラスは、作成されたモニカーの種類を定義する IMoniker インターフェイスの特定の実装を参照します。 IMoniker を実装して新しいモニカー クラスを作成できますが、OLE には複数の異なるモニカー クラスの実装があり、それぞれ独自の CLSID が用意されているため、多くの場合は不要です。 OLE で提供されるモニカー クラスの説明については、「OLE モニカーの実装」を参照してください。

モニカー クライアント

OLE モニカーの実装