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STGMEDIUM 構造体

FORMATETC 構造体が Windows クリップボード形式識別子の機能強化であるのと同様に、 STGMEDIUM 構造体は、データの転送に使用されるグローバル メモリ ハンドルの改善です。 STGMEDIUM 構造体には、使用するメディアを示すメンバー、 tymedおよび tymed で指定されているメディアを取得するためのポインターとハンドルを含む共用体が含まれます。

STGMEDIUM 構造体を使用すると、データ ソースとコンシューマーの両方で、レンダリングごとに最も効率的な交換メディアを選択できます。 データが非常に大きいため、ディスクに保持する必要がある場合、データ ソースは、コンシューマーが理解する唯一のメディアである場合にのみ、バックアップとしてグローバル メモリを使用して、ディスク ベースのメディアを優先形式で示すことができます。 既定では、交換に最適なメディアを使用できるため、アプリケーション間のデータ交換の全体的なパフォーマンスが向上します。 たとえば、転送するデータの一部が既にディスク上にある場合、ソース アプリケーションは、最初にデータをグローバル メモリに読み込まずに、同じアプリケーションまたは他のアプリケーションで、新しいコピー先に移動またはコピーできます。 受信側では、データのコンシューマーがディスクに書き戻す必要はありません。

データ形式と転送メディア