ACM_OPEN メッセージ
AVI クリップを開き、その最初のフレームをアニメーション コントロールに表示します。 このメッセージは、明示的に送信することも、Animate_Open マクロまたは Animate_OpenEx マクロを使用することもできます。 このメッセージの Unicode バージョン (ACM_OPENW) を使用することをお勧めします。
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wParam
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バージョン 4.71 以降。 リソースの読み込み元であるモジュールへのインスタンス ハンドル。 ウィンドウの作成に使用される HINSTANCE 値をコントロールで使用するには、この値を NULL に設定します。 ウィンドウが DLL によって作成される場合、wParam の既定値は、DLL を呼び出すアプリケーションの値ではなく DLL の HINSTANCE 値であることに注意してください。
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lParam
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AVI ファイルのパス、または AVI リソースの名前が含まれているバッファーへのポインター。 または、このパラメーターを LOWORD の AVI リソース識別子と HIWORD の 0 で構成できます。 この値を作成するには、MAKEINTRESOURCE マクロを使用します。 コントロールは、CreateWindow 関数、Animate_Create マクロ、またはコントロールを作成したダイアログ ボックス作成関数に渡されたインスタンス ハンドルで指定されたモジュールから AVI リソースを読み込みます。 バージョン 4.71 以降では、リソースは、wParam で指定されたモジュールから読み込まれます。 AVI リソースの種類は、"AVI" である必要があります。 このパラメーターが NULL の場合、指定されたアニメーション コントロール用に以前に開かれた AVI ファイルがあれば、システムによって閉じられます。
成功した場合は 0 以外、それ以外の場合は 0 を返します。
lpszName で指定された AVI ファイルまたは AVI リソースにオーディオを含めることはできません。
このメッセージの Unicode バージョン (ACM_OPENW) を使用することをお勧めします。
サイレント AVI クリップのみを開くことができます。 lParam で、サウンドを含む AVI クリップが指定されている場合、CM_OPEN および Animate_Open は失敗します。
Animate_Close を使用して、指定されたアニメーション コントロール用に以前に開かれた AVI ファイルまたは AVI リソースを閉じることができます。
要件 | Value |
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サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
ヘッダー |
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Unicode 名と ANSI 名 |
ACM_OPENW (Unicode) と ACM_OPENA (ANSI) |