タイル ビューを使用する方法
このトピックでは、リスト ビュー コントロールのタイル ビューを設定する方法について説明します。 タイル ビューでは、各項目は 1 行以上のテキストを含む大きなアイコンで表されます。 図については、「リスト ビュー コントロールについて」をご覧ください。
知っておくべきこと
テクノロジ
前提条件
- C/C++
- Windows ユーザー インターフェイス プログラミング
手順
ListView_SetTileViewInfo マクロを使用することにより、タイル ビューの一般的な表示パラメーターを設定します。 このマクロに渡される LVTILEVIEWINFO 構造を使用して、アイコンに対するテキストの位置、各タイルのサイズ (付随するテキストを含む)、テキストの最大行数を指定します。
タイルのサイズを自動的に設定しない場合、dwFlags メンバーで LVTVIF_FIXEDSIZE を設定して、LVTILEVIEWINFO の dwMask メンバーで LVTVIM_TILESIZE を設定し、sizeTile メンバーにディメンションを指定する必要があります。
次の C++ コード例では、リスト ビュー コントロールのタイル ビュー情報を設定して、項目ごとに最大 2 つのサブ項目が表示されるようにします。 さらに、各タイルのサイズも設定します。
SIZE size = { 100, 50 };
LVTILEVIEWINFO tileViewInfo = {0};
tileViewInfo.cbSize = sizeof(tileViewInfo);
tileViewInfo.dwFlags = LVTVIF_FIXEDSIZE;
tileViewInfo.dwMask = LVTVIM_COLUMNS | LVTVIM_TILESIZE;
tileViewInfo.cLines = 2;
tileViewInfo.sizeTile = size;
ListView_SetTileViewInfo(hWndListView, &tileViewInfo);
リスト内の各項目について、項目がリストに挿入されたとき、または後で追加のパラメーターを設定することができます。 ListView_InsertItem で使用される LVITEM 構造には、項目の下に表示するデータの列とその配置を指定するメンバーが含まれています。 これらの同じ表示パラメーターは、ListView_SetTileInfo で使用される LVTILEINFO 構造にも見られます。
Note
ここでの "列" は、タイル ビューに列が表示されるのではなく、詳細ビューの列に表示されるサブ項目を指します。
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