COMAdminCatalog クラス
COM+ カタログに格納されているデータにアクセスします。
実装時
このクラスは COM+ によって実装されます。
要件 | 値 |
---|---|
CLSID | CLSID_COMAdminCatalog |
ProgID | L"COMAdmin.COMAdminCatalog" |
インターフェイス |
ICOMAdminCatalog ICOMAdminCatalog2 |
使用する場合
COMAdminCatalog クラスから作成されたオブジェクトを使用して、COM+ カタログに格納されている COM+ 構成データへのプログラムによるアクセスを開始します。 この情報は、Component Services 管理ツールのコンソール ツリー内のフォルダーと項目の基になります。 COMAdminCatalog クラスを使用すると、カタログ内のコレクションへのアクセス、COM+ アプリケーションとコンポーネントのインストール、サービスの開始と停止、リモート サーバーへの接続と管理を行うことができます。
コンポーネント サービス管理ツールのフォルダーは、カタログ内のコレクションに対応しています。このコレクションは、 COMAdminCatalogCollection クラスから作成されたオブジェクトを使用して表すことができます。 フォルダー内のアイテムは、 COMAdminCatalogObject クラスから作成されたオブジェクトを使用して表すことができるコレクション内のアイテムに対応します。
コンポーネント サービス管理ツールでは、 COMAdminCatalogCollection および COMAdminCatalogObject を介して公開されているすべてのコレクションと項目を使用できるわけではありません。
特定のコレクションとそのプロパティの詳細については、「 COM+ 管理コレクション」を参照してください。
COM+ のプログラムによる管理の概要については、「 COM+ 管理の自動化」を参照してください。
解説
このオブジェクトを作成するには、 CoCreateInstance を呼び出します。
Microsoft Visual Basic からこのクラスを使用するには、COM+ 管理 タイプ ライブラリへの参照を追加します。 COMAdminCatalog オブジェクトは、クラス名として "COMAdmin.COMAdminCatalog" を使用して宣言できます。
WINDOWS XP でリリースされた COM+ 1.5 では、 COMAdminCatalog クラスは ICOMAdminCatalog2 インターフェイスを実装します。 ただし、Windows 2000 でリリースされた COM+ 1.0 では、 COMAdminCatalog クラスは ICOMAdminCatalog インターフェイスのみを実装します。
必要条件
要件 | 値 |
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サポートされている最小のクライアント |
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
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IDL |
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