パーティション キャッシュの構成

COM+ パーティション機能には、パーティション キャッシュが含まれています。 このキャッシュは、ユーザーとパーティションのマッピングを格納し、Active Directory への繰り返しアクセスを回避するように設計されています。

キャッシュ サイズの変更

パーティション キャッシュは、パフォーマンスを向上させるためにサイズを変更できる 3 つのテーブルで構成されます。 これらのテーブルは、キャッシュ内の SID エントリの数、キャッシュ内の OU エントリの数、およびキャッシュ内のパーティション エントリの数で構成されます。

これらのテーブル サイズを変更するために、管理者はレジストリ キーの値を変更できます。 レジストリ キーとその値は次のとおりです。

HKLM\SOFTWARE\Microsoft\COM3\PartitionCache

キーの値 説明
NumSidEntries
キャッシュ内の SID エントリの数のREG_DWORD値を格納します (既定値は 512)。 この値は、キャッシュ無効化時間枠でマシンがサービスを提供する一意の ID の数より大きい値に設定する必要があります。
NumNameEntries
キャッシュ内の OU 名エントリの数のREG_DWORD値を格納します (既定値は 64)。 この値は、コンピューターがキャッシュ無効化時間枠で処理する一意の OU 名の数より大きい値に設定する必要があります。
NumPartitionEntries
キャッシュ内のパーティション エントリの数のREG_DWORD値を格納します (既定値は 1024)。
キャッシュ無効化時間枠では、DWORD 値は、マシンがサービスを提供する一意のパーティションの数より大きい数に設定する必要があります。 これは、コンポーネントのコンテキストに、そのマシンに存在しないパーティションのパーティション ID を含めることができるためです。
EntryExpiration
キャッシュ エントリが無効になるまでのティック数 (各ティック = 最大 7 分) のREG_DWORD値を格納します (既定値は 4 (最大 28 分))。

キャッシュのフラッシュ

COM+ はユーザーの既定のパーティションをキャッシュするため、Active Directory 内のユーザーの既定のパーティションを変更した後で、このメソッドを呼び出したい場合があります。 管理istrator は、/&管理を呼び出すことによってプログラムでこれを行うことができます。FlushPartitionCache メソッド。

パーティション メトリックの収集

アプリケーションをパーティションにグループ化する

論理パーティションの管理

Active Directory 内のパーティションの管理

パーティションの管理権限の設定