D3DX11CreateThreadPump 関数

Note

D3DX (D3DX 9、D3DX 10、D3DX 11) ユーティリティ ライブラリは、Windows 8では非推奨となり、Windows ストア アプリではサポートされていません。 「解説」を参照してください。

スレッド ポンプを作成します。

構文

HRESULT D3DX11CreateThreadPump(
  _In_  UINT              cIoThreads,
  _In_  UINT              cProcThreads,
  _Out_ ID3DX11ThreadPump **ppThreadPump
);

パラメーター

cIoThreads [in]

型: UINT

作成する I/O スレッドの数。 0 を指定すると、Direct3D はハードウェア構成に基づいて最適なスレッド数の計算を試みます。

cProcThreads [in]

型: UINT

作成するプロセス スレッドの数。 0 を指定すると、Direct3D はハードウェア構成に基づいて最適なスレッド数の計算を試みます。

ppThreadPump [out]

種類: ID3DX11ThreadPump**

作成されたスレッド ポンプ。 「ID3DX11ThreadPump インターフェイス」を参照してください

戻り値

種類: HRESULT

戻り値は、 Direct3D 11 リターン コードに記載されている値のいずれかです。

解説

スレッド ポンプは、リソースを大量に消費するオブジェクトです。 アプリケーションごとに 1 つのスレッド ポンプのみを作成する必要があります。

D3DX 10 および D3DX 11 以外の非同期ローダーの実装はありません。

Windows ストア アプリの場合、DirectX サンプル (Direct3D チュートリアル サンプルなど) には、Windows ランタイム非同期プログラミング モデル (AsyncBase) を使用する BasicLoader モジュールが含まれています。

Win32 デスクトップ アプリの場合、コンカレンシー ランタイムを使用して、Windows ランタイム非同期プログラミング モデルと同様のものを実装できます。

要件

要件
ヘッダー
D3DX11core.h
ライブラリ
D3DX11.lib

関連項目

D3DX 関数