ID3DXRenderToEnvMap インターフェイス

ID3DXRenderToEnvMap インターフェイスは、環境マップへのレンダリングプロセスを一般化するために使用されます。

メンバー

ID3DXRenderToEnvMap インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承します。 ID3DXRenderToEnvMap には、次の種類のメンバーもあります。

ID3DXRenderToEnvMap インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

メソッド	説明
BeginCube	立方環境マップのレンダリングを開始します。
BeginHemisphere	半球環境マップのレンダリングを開始します。
BeginParabolic	放物線環境マップのレンダリングを開始します。
BeginSphere	球面環境マップのレンダリングを開始します。
終わり	すべてのレンダーターゲットを復元し、必要に応じて、レンダリングされたすべての顔を環境マップサーフェスに作成します。
Face	環境マップの各面の描画を開始します。
GetDesc	レンダリングサーフェイスの説明を取得します。
GetDevice	環境マップに関連付けられている Direct3D デバイスを取得します。
OnLostDevice	ビデオメモリリソースへのすべての参照を解放し、すべてのステートブロックを削除するには、このメソッドを使用します。このメソッドは、デバイスが失われるたびに、またはデバイスをリセットする前に呼び出す必要があります。
OnResetDevice	このメソッドを使用して、リソースを再取得し、初期状態を保存します。

環境マップを使用してシーンジオメトリをテクスチャマップし、複雑なジオメトリを使用せずにより高度なシーンを提供します。このインターフェイスは、立方体、半球または半球、放物線、または球のジオメトリの種類に対するサーフェスの作成をサポートします。

ID3DXRenderToEnvMap インターフェイスは、D3DXCreateRenderToEnvMap 関数を呼び出すことによって取得されます。

LPD3DXRenderToEnvMap 型は、 ID3DXRenderToEnvMap インターフェイスへのポインターとして定義されます。

typedef interface ID3DXRenderToEnvMap ID3DXRenderToEnvMap;
typedef interface ID3DXRenderToEnvMap *LPD3DXRenderToEnvMap;

要件	値
ヘッダー	D3dx9core.h
ライブラリ	D3dx9.lib