Share via


イベント トレース セッション

イベント トレース セッションは、コントローラーが有効にする 1 つ以上のプロバイダーからのイベントを記録します。 セッションは、バッファーの管理とフラッシュも担当します。 コントローラーはセッションを定義します。これには、通常、セッションとログ ファイル名、使用するログ ファイルの種類、イベントの記録に使用されるタイム スタンプの解決の指定が含まれます。

イベント トレースでは、同時に実行される最大 64 個のイベント トレース セッションがサポートされています。 これらのセッションのうち、2 つの特別な目的のセッションがあります。 残りのセッションは一般的に使用できます。 2 つの特別な目的のセッションは次のとおりです。

  • グローバル ロガー セッション
  • NT カーネル ロガー セッション

グローバル ロガー イベント トレース セッションでは、オペレーティング システムのブート プロセスの早い段階で発生したイベント (デバイス ドライバーによって生成されたものなど) が記録されます。 グローバル ロガー イベント トレース セッションの構成については、「グローバル ロガー セッション の構成と開始」を参照してください。

NT カーネル ロガー イベント トレース セッションでは、ディスク IO やページフォールト イベントなど、オペレーティング システムによって生成された定義済みのシステム イベントが記録されます。 NT カーネル ロガー イベント トレース セッションの構成の詳細については、「 NT カーネル ロガー セッションの構成と開始」を参照してください。

通常のイベント トレース セッションの定義については、「イベント トレース セッション の構成と開始」を参照してください。

Windows 2000: 32 個のイベント トレース セッションのみをサポートします。