スプライン レコードは、TrueType で使用される 2 次曲線 (つまり、2 次 b スプライン) を表します。 スプライン レコードは、前のレコードの最後のポイント (または輪郭の最初のレコードの場合は始点) で始まります。 最初のスプライン レコードの場合、レコードの始点と最後の点はグリフ アウトライン上にあります。 他のすべてのスプライン レコードの場合、グリフ アウトライン上の最後の点のみが表示されます。 スプライン レコード内の他のすべての点はグリフ アウトラインから外れているので、b スプラインのコントロール ポイントとしてレンダリングする必要があります。
コンター内の最後のスプラインまたはポリライン レコードは、常にコンターの始点で終了します。 この配置により、すべての輪郭が閉じられます。
b スプラインには 3 つの点 (アウトライン上にある 2 つの点の間のグリフ アウトラインから 1 ポイント離れている) が必要であるため、スプライン レコードに複数のオフカーブ ポイントが含まれている場合は、いくつかの計算を実行する必要があります。
たとえば、スプライン レコードに 3 つの点 (A、B、C) が含まれており、それが最初のレコードでない場合、点 A と B はグリフ アウトラインから外れます。 ポイント A を解釈するには、現在の位置 (常にグリフ アウトライン上にある) と、点 A と B の間のグリフ アウトライン上のポイントを使用します。A と B の中間点 (M) を検索するには、次の計算を実行します。
M = A + (B A)/2
スプライン レコード内の連続するオフアウトラインポイント間の中間点は、TrueType フォントで使用されるスプライン形式の定義に従ってグリフアウトライン上の点です。
現在位置が P で指定されている場合、このスプライン レコードで定義される 2 次スプラインは (P、A、M)、(M、B、C) です。