WM_XBUTTONDOWN メッセージ

カーソルがウィンドウのクライアント領域にある間にユーザーが 1 つ目または 2 番目の X ボタンを押したときに投稿されます。 マウスがキャプチャされない場合、メッセージはカーソルの下のウィンドウに投稿されます。 それ以外の場合は、マウスをキャプチャしたウィンドウにメッセージが投稿されます。

ウィンドウは、 WindowProc 関数を介してこのメッセージを受け取ります。

#define WM_XBUTTONDOWN                  0x020B

パラメーター

wParam

下位ワードは、さまざまな仮想キーがダウンしているかどうかを示します。 次の値の 1 つ以上を指定できます。

説明
MK_CONTROL
0x0008
Ctrl キーがダウンしています。
MK_LBUTTON
0x0001
マウスの左ボタンが下に表示されます。
MK_MBUTTON
0x0010
マウスの中央ボタンが下に表示されます。
MK_RBUTTON
0x0002
マウスの右ボタンが下に表示されます。
MK_SHIFT
0x0004
Shift キーがダウンしています。
MK_XBUTTON1
0x0020
最初の X ボタンがダウンしています。
MK_XBUTTON2
0x0040
2 つ目の [X] ボタンがダウンしています。

上位の単語は、クリックされたボタンを示します。 次のいずれかの値を指定できます。

説明
XBUTTON1
0x0001
最初の [X] ボタンがクリックされました。
XBUTTON2
0x0002
2 つ目の [X] ボタンがクリックされました。

lParam

下位ワードは、カーソルの x 座標を指定します。 座標は、クライアント領域の左上隅を基準にしています。

上位ワードは、カーソルの y 座標を指定します。 座標は、クライアント領域の左上隅を基準にしています。

戻り値

アプリケーションがこのメッセージを処理する場合は、 TRUE を返す必要があります。 戻り値の処理の詳細については、「解説」セクションを参照してください。

解説

wParam パラメーターの情報を取得するには、次のコードを使用します。

fwKeys = GET_KEYSTATE_WPARAM (wParam); 
fwButton = GET_XBUTTON_WPARAM (wParam);

水平方向と垂直方向の位置を取得するには、次のコードを使用します。

xPos = GET_X_LPARAM(lParam); 
yPos = GET_Y_LPARAM(lParam); 

上で説明したように、x 座標は戻り値の低い順に くなります。y 座標は高次 short になります (複数のモニターを持つシステムでは負の値を受け取ることができるため、両方とも 符号付 き値を表します)。 戻り値が変数に割り当てられている場合は、 MAKEPOINTS マクロを使用して戻り値から POINTS 構造体を取得できます。 また、GET_X_LPARAM または GET_Y_LPARAM マクロを使用して、x 座標または y 座標を抽出することもできます。

重要

LOWORD マクロまたは HIWORD マクロを使用してカーソル位置の x 座標と y 座標を抽出しないでください。これらのマクロは、複数のモニターを持つシステムで正しくない結果を返します。 複数のモニターを持つシステムは、負の x 座標と y 座標を持つ場合があり、 LOWORDHIWORD は 座標を符号なし数量として扱います。

メッセージの WM_LBUTTONDOWNWM_MBUTTONDOWNおよびWM_RBUTTONDOWN とは異なり、アプリケーションが処理する場合、このメッセージから TRUE を 返す必要があります。 これにより、Windows 2000 より前の Windows システムでこのメッセージをシミュレートするソフトウェアは、ウィンドウ プロシージャがメッセージを処理したか 、DefWindowProc を呼び出して処理するかを判断できます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー
Winuser.h (Windowsx.h を含む)

関連項目

参照

GET_KEYSTATE_WPARAM

GET_X_LPARAM

GET_XBUTTON_WPARAM

GET_Y_LPARAM

GetCapture

SetCapture

WM_XBUTTONDBLCLK

WM_XBUTTONUP

概念

マウス入力

その他のリソース

MAKEPOINTS

ポイント