次の方法で共有


トランスコード API について

次の図は、トランスコード API と Media Foundation エンコード パイプラインの残りの部分の関係を示しています。

トランスコード API を示している図です。

エンコード パイプラインには、次のデータ処理オブジェクトが含まれています。

  • メディア情報源
  • デコーダ
  • ビデオ リサイズツールまたはオーディオ リサンプリング
  • エンコーダー
  • メディア シンク

ビデオ サイズ変更は、出力ビデオのサイズがソースと異なる場合にのみ必要です。 オーディオ リサンプリングは、エンコード前にオーディオを再サンプリングする必要がある場合にのみ必要です。 デコーダーとエンコーダーのペアはコード変換には必要ですが、再多重化には必要ありません。

エンコード トポロジ は、パイプラインオブジェクト (ソース、デコーダー、リサイザー、リサンプラー、エンコーダー、メディアシンク) とそれらを含めた接続ポイントの集合です。 トポロジの詳細については、「トポロジの」を参照してください。

さまざまなコンポーネントが、さまざまなパイプライン オブジェクトを作成する役割を担います。

  • アプリケーションは通常、ソース リゾルバー を使用してメディア ソースを作成します。
  • メディア セッション は、デコーダー、ビデオ リサイズ、およびオーディオ リサンプリングを読み込んで構成します。 内部的には、トポロジ ローダーを使用してこれを行います (IMFTopoLoader参照)。
  • トランスコード API は、エンコーダーとメディア シンクを読み込んで構成します。

高度なアプリケーションでは、トランスコード API を使用するのではなく、エンコーダーとメディア シンクを直接構成できます。

トランスコード API

トランスコード API の使用