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MF_STREAM_SINK_SUPPORTS_HW_CONNECTION属性

メディア シンクがハードウェア データ フローをサポートするかどうかを示します。

データ型

UINT32 として格納されている BOOL

解説

この属性は、メディア シンクがハードウェア デバイスをプロキシし、ハードウェア バス経由でデータを受信できる場合に使用されます。 たとえば、ハードウェア オーディオ デコーダーは、オーディオ データをオーディオ レンダリング ハードウェアに直接送信する場合があります。

このシナリオでは、デコーダーとシンクは引き続き、Media Foundation 変換 (MFT) とメディア シンクによって Microsoft Media Foundation で表されます。 ただし、次の図に示すように、パイプライン レイヤーのハードウェア レイヤーでのみ、これら 2 つのオブジェクト間のデータフローはありません。

ハードウェア プロキシ ソースを示す図。

MFT とメディア シンクの間の接続は、次のようにネゴシエートされます。

  1. パイプラインは、MFT がハードウェア プロキシであるかどうかを確認します。MFT の MFT_ENUM_HARDWARE_URL_Attribute 属性を確認します。 詳細については、「 ハードウェア MFT」を参照してください。
  2. パイプラインは、メディア シンク上のストリーム シンクの IMFStreamSink インターフェイスへのポインターを取得します。
  3. パイプラインでは、 IMFStreamSink ポインターを使用して、MF_STREAM_SINK_SUPPORTS_HW_CONNECTION属性のクエリを実行します。 この属性が存在し、 TRUE と等しい場合、メディア ソースはハードウェア接続をサポートします。
  4. パイプラインは、ストリーム シンクに MFT_CONNECTED_STREAM_ATTRIBUTE 属性を設定します。 この属性の値は、MFT からの IMFAttribute ポインターです。
  5. パイプラインは、ストリーム シンクと MFT の両方で 、MFT_CONNECTED_TO_HW_STREAM 属性を TRUE に設定します。

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 8 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2012 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
Header
Mfidl.h

関連項目

Media Foundation 属性のアルファベット順リスト