メモリ プール

メモリ マネージャーは、システムがメモリの割り当てに使用するメモリ プール (非ページ プールとページ プール) を作成します。 両方のメモリ プールは、システム用に予約され、各プロセスの仮想アドレス空間にマップされているアドレス空間の領域にあります。 非ページ プールは、対応するカーネル オブジェクトが割り当てられている限り、物理メモリ内に存在することが保証される仮想メモリ アドレスで構成されます。 ページ プールは、システムとの間でページングできる仮想メモリで構成されます。 パフォーマンスを向上させるために、1 つのプロセッサを持つシステムには 3 つのページ プールがあり、マルチプロセッサ システムには 5 つのページ プールがあります。

カーネル オブジェクトのハンドルはページ プールに格納されるため、作成できるハンドルの数は使用可能なメモリに基づきます。

システムは、非ページ・プール、ページ・プール、およびページ・ファイルの使用状況の制限と現行値を記録します。 詳細については、「 メモリ パフォーマンス情報」を参照してください。