/dlldata switch

/dlldata スイッチは、プロキシ DLL の生成された dlldata ファイルのファイル名を指定するために使用されます。 /dlldata スイッチが指定されていない場合は、既定のファイル名 Dlldata.c が使用されます。

midl /dlldata file-name

スイッチ のオプション

file-name

MIDL コンパイラがプロキシ DLL 用に生成する C ソース ファイルの名前。

注釈

ファイル名で指定されたファイルは、プロキシ DLL にリンクする必要があります。 dlldata ファイルには、プロキシ DLL のクラス ファクトリで必要なエントリ ポイントとデータ構造が含まれています。 これらのデータ構造は、プロキシ DLL に含まれるオブジェクト インターフェイスを指定します。 dlldata ファイルは、プロキシ DLL のクラス ファクトリのクラス識別子も指定します。 これは常に、最初のプロキシ ファイルの最初のインターフェイスの UUID (IID) です (アルファベット順)。

特定のプロキシ DLL に入るすべての IDL ファイルで MIDL を呼び出すときに、同じ dlldata ファイルを指定する必要があります。 DLLdata ファイルは、各 MIDL コンパイル中に作成または更新され、プロキシ DLL に入るインターフェイスの一覧が段階的に作成されます。

midl /dlldata data.c

こちらもご覧ください

一般的な MIDL コマンド ライン構文