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uidefault 属性

[uidefault] 属性は、型情報メンバーがユーザー インターフェイスに表示される既定のメンバーであることを示します。

[method-attribute-list, uidefault]return-type method-name(method-parameter-list)

パラメーター

method-attribute-list

メソッドに適用されるその他の属性。

return-type

メソッドが実行の終了時に返すデータの型。

method-name

メソッドの名前。

method-parameter-list

メソッドの 0 個以上のパラメーター。

解説

インターフェイスまたはディスパッチインターフェイスのメンバーに [uidefault] 属性を適用すると、デザイン時に Visual Basic に対して、このイベントまたはプロパティがユーザーに自動的に表示されます。 つまり、ユーザーがオブジェクトをダブルクリックすると、Visual Basic は [uidefault] 属性を持つ既定のソース インターフェイスのイベントにジャンプします。 ユーザーがオブジェクトを選択すると、Visual Basic の [プロパティ] ブラウザーに、この属性を持つ既定のソース インターフェイスに プロパティが表示されます。 [uidefault] 属性を持つイベントまたはプロパティがない場合、Visual Basic は既定のインターフェイスに一覧表示される最初のイベントまたはプロパティを表示します。

型フラグ表現

FUNCFLAG_FUIDEFAULTまたはVARFLAG_FUIDEFAULTの存在

[
    dual,
    uuid(12345678-1234-1234-1234-123456789ABC),
    restricted
]
interface IForm: IDispatch
{
    [propget]HRESULT Backcolor([out, retval] long *Value);
    [propput]HRESULT Backcolor([in] long Value);
    [propget, uidefault]HRESULT Name([out, retval] BSTR *Value);
    [propput, uidefault]HRESULT Name([in] BSTR Value);
}
[
    odl,
    dual,
    uuid(87654321-1234-1234-1234-123456789ABC),
    restricted
] 
interface IFormEvents: IDispatch
{
    [uidefault]HRESULT Click();
    HRESULT Resize();
}

[
    uuid(12345678-1234-1234-1234-987654321ABC)
]
coclass Form
{
    [default] interface IForm;
    [default, source] interface IFormEvents;
}

関連項目

MIDL を使用したタイプ ライブラリの生成

ODL ファイルの例

ODL ファイルの構文