INSTALLLEVEL プロパティ
INSTALLLEVEL プロパティは、既定でインストールする機能を選ぶ ("オン" にする) 初期レベルです。 Feature テーブルの Level フィールドの値が現在の INSTALLLEVEL 値以下である場合にのみ、機能はインストールされます。 どのインストールでも、INSTALLLEVEL プロパティでインストール レベルを指定します。1 から 32,767 の整数を指定できます。 インストール レベルの詳細については、「機能テーブル」を参照してください。
値を指定しない場合、インストール レベルの既定値は 1 です。
INSTALLLEVEL プロパティで指定したインストール レベルは、次のプロパティでオーバーライドできます。
- ADDLOCAL
- ADDSOURCE
- ADDDEFAULT
- COMPADDLOCAL
- COMPADDSOURCE
- FILEADDLOCAL
- FILEADDSOURCE
- REMOVE
- REINSTALL
- ADVERTISE
たとえば、ADDLOCAL=ALL を設定すると、INSTALLLEVEL プロパティの値に関係なく、すべての機能がローカルにインストールされます。 Feature テーブルの Level 列の値が 0 の場合、その機能はインストールされず、UI には表示されません。
管理者は、その機能の Level 列に 0 を設定するカスタマイズ変換を適用することで、その機能を永続的に無効にすることができます。 カスタマイズ変換を適用すると、ユーザーが UI を使うかコマンド ラインで ADDLOCAL を ALL に設定して完全インストールを選んでも、その機能のインストールと表示ができなくなります。 「カスタマイズ変換の例」を参照してください。
要件 | 値 |
---|---|
バージョン |
Windows Server 2012、Windows 8、Windows Server 2008 R2、または Windows 7 の Windows インストーラー 5.0。 Windows Server 2008 または Windows Vista の Windows インストーラー 4.0 または Windows インストーラー 4.5。 Windows Server 2003 または Windows XP の Windows インストーラー。 Windows インストーラーのバージョン別に必須となる最小 Windows サービス パックに関する詳細については、Windows インストーラーの実行時の要件に関する記事を参照してください。 |