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PatchSequence テーブル (PATCHWIZ.DLL)

PatchSequence テーブルは、パッチに MsiPatchSequence テーブルを生成するために使用されます。 このテーブルには、Windows インストーラー 3.0 で使用できる PATCHWIZ.DLL のバージョンが必要です。

次の表は、PatchSequence テーブルの列を示したものです。

Column 種類 キー Nullable
PatchFamily 識別子 Y N
移行先 テキスト Y Y
シーケンス バージョン Y
Supersede Integer Y

 

[列]

PatchFamily

このパッチが属するシーケンス ファミリを示す識別子です。

Target 列と PatchFamily 列の値を合わせて、テーブルの主キーが定義されます。 複数のシーケンス ファミリに属するパッチ、またはターゲットの製品コードに応じて異なるシーケンスを持つパッチは、ペアごとに 1 つの行を持つことができます。 この値は、パッチに属する MsiPatchSequence テーブルの PatchFamily 列の値を入力するために使用されます。

Target

Target 列は、PatchFamily を製品コードでフィルター処理するために使用されます。

この列に NULL 値が指定されている場合は、この PatchFamily がパッチのすべてのターゲットに適用されることを示します。 この列に TargetImages テーブルへの外部キーを指定した場合、指定したイメージの製品コードが取得され、MsiPatchSequence テーブルの新しいパッチの行の製品コードの値を入力するために使用されます。 この列に GUID が指定されている場合、この GUID が、MsiPatchSequence テーブルの行の製品コードの値を入力するために使用されます。

Sequence

Sequence 列の値は、新しいパッチ ファイルの MsiPatchSequence テーブル の Sequence 列を入力するために使用されます。

値が NULL の場合は、シーケンス番号が自動的に生成されます。

Supersede

このフィールドに msidbPatchSequenceSupersedeEarlier または 1 の値がある場合、このパッチが属するシーケンス ファミリに対して以前行われた小さな更新によりも、このパッチが優先されることを示します。

この列の値は、MsiPatchSequence テーブルの新しいパッチの行の Attributes 列を設定するために使用されます。

解説

Windows インストーラー 3.0 以降で使用できます。