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Record オブジェクト

Record オブジェクトは、可変数の値を保持および転送するためのコンテナーです。 レコード内のフィールドには数値インデックスが付けられており、文字列、整数、オブジェクト、null 値を含めることができます。 割り当てられたレコード サイズを超えるフィールドは、永続的に null 値を持つものとして扱われます。 フィールド番号 0 は予約されています。

メンバー

Record オブジェクトには、次の種類のメンバーがあります。

メソッド

Record オブジェクトには、次のメソッドがあります。

方法 説明
ClearData すべてのフィールドのデータをクリアし、null に設定します。
FormatText フィールド 0 のテンプレートに従って、フィールドの書式を設定します。
ReadStream ストリーム データを保持しているレコード フィールドから、指定されたバイト数を読み取ります。
SetStream 指定されたファイルの内容を、指定されたレコード フィールドにストリーム データとしてコピーします。

 

プロパティ

Record オブジェクトには、次のプロパティがあります。

プロパティ アクセスの種類 説明
DataSize
指定されたフィールドのデータのサイズを返します。
FieldCount
レコード内のフィールド数を返します。
IntegerData
読み取り/書き込み
レコード内の指定されたフィールドとの間で 32 ビット整数データを転送します。
IsNull
示されているフィールドが null の場合は True、フィールドにデータが含まれている場合は False を返します。
StringData
読み取り/書き込み
レコード内の指定されたフィールドとの間で文字列データを転送します。

 

必要条件

要件
バージョン
Windows Server 2012、Windows 8、Windows Server 2008 R2、または Windows 7 の Windows インストーラー 5.0。 Windows Server 2008 または Windows Vista の Windows インストーラー 4.0 または Windows インストーラー 4.5。 Windows Server 2003 または Windows XP の Windows インストーラー
[DLL]
Msi.dll
IID
IID_IRecord が 000C1093-0000-0000-C000-000000000046 と定義されている

こちらもご覧ください

CreateRecord メソッド

Windows インストーラーのスクリプト作成の例