Session.EvaluateCondition メソッド
Session オブジェクトの EvaluateCondition メソッドでは、シンボルと値を含む論理式を評価します。 このメソッドでは、MsiEvaluateCondition 関数を使用します。
構文
Session.EvaluateCondition(
condition
)
パラメーター
-
condition
-
論理式を含む必須の文字列。 詳細については、「条件付きステートメントの構文」を参照してください。
戻り値
このメソッドでは、条件の評価を示す整数を返します。
一定 | 値 | 説明 |
---|---|---|
msiEvaluateConditionFalse | 0 | 条件は false に評価されます。 |
msiEvaluateConditionTrue | 1 | 条件は true に評価されます。 |
msiEvaluateConditionNone | 2 | 条件式は指定されません。 |
msiEvaluateConditionError | 3 | 条件に構文エラーが含まれています。 |
解説
条件式を使用して、機能とコンポーネントの状態を比較できます。 次の表は、EvaluateCondition メソッドによって使用される機能とコンポーネントの状態を示しています。
State | 値 | 説明 |
---|---|---|
[Null] | [Null] | 機能またはコンポーネントに対してアクションは実行されません。 |
msiInstallStateAbsent | 2 | 機能またはコンポーネントは存在しません。 |
msiInstallStateLocal | 3 | 機能またはコンポーネントがローカル コンピューターにインストールされています。 |
msiInstallStateSource | 4 | 機能またはコンポーネントが、ソースから実行するためにインストールされています。 |
Note
状態は、SetInstallLevel メソッドが直接または CostFinalize アクションによって呼び出されるまで設定されません。 したがって、状態の検査は、アクション シーケンス テーブルの条件式でのみ役立ちます。
必要条件
要件 | 値 |
---|---|
バージョン |
Windows Server 2012、Windows 8、Windows Server 2008 R2、または Windows 7 の Windows インストーラー 5.0。 Windows Server 2008 または Windows Vista の Windows インストーラー 4.0 または Windows インストーラー 4.5。 Windows Server 2003 または Windows XP の Windows インストーラー |
[DLL] |
|
IID |
IID_ISession が 000C109E-0000-0000-C000-000000000046 として定義されている |
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