SOURCELIST プロパティ

SOURCELIST プロパティは、アプリケーションのインストール パッケージへのネットワークまたは URL ソース パスのセミコロン区切りの一覧です。 この一覧は、各ユーザーのアプリケーションの既存のソースの一覧の末尾に追加されます。 インストーラーは、ソース パスの一覧を列挙してソースを検索し、最初に見つけたアクセス可能な場所を使用します。 インストールの残りの部分では、このソースのみを使用できます。 したがって、ソースの一覧で指定する各パスは、アプリケーションの完全なソースを持つ場所に存在する必要があります。 各ソースの場所にあるディレクトリ ツリー全体が同じで、必要なすべてのソース ファイル (キャビネットを含む) を含める必要があります。 各場所には、同じファイル名と製品コードを持つ.msi ファイルが必要です。

既定値

インストーラーは、製品がまだアドバタイズまたはインストールされていない場合にのみ SOURCELIST プロパティをチェックします。 それ以外の場合、インストーラーはレジストリにある既存のソースの一覧を使用します。

解説

SOURCELIST プロパティを使用して追加されたソースは、ソースの種類ごとに一覧の末尾に直接追加され、常に SourceDir プロパティで指定された既定のソースの後に追加されます。

Windows インストーラーの場合、SOURCELIST プロパティ内のソースの数は無制限です。 MsiSourceListAddSource を使用して、ネットワーク ソースを追加できます。

必要条件

要件
バージョン
Windows Server 2012、Windows 8、Windows Server 2008 R2、または Windows 7 の Windows インストーラー 5.0。 Windows Server 2008 または Windows Vista の Windows インストーラー 4.0 または Windows インストーラー 4.5。 Windows Server 2003 または Windows XP の Windows インストーラー。 Windows インストーラーのバージョン別に必須となる最小 Windows サービス パックに関する詳細については、Windows インストーラーの実行時の要件に関する記事を参照してください。

関連項目

プロパティ

ソースの回復性